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【超初心者向け】初めての万年筆の定番!ラミーサファリEF(極細)が初心者にオススメの理由

こんにちは、足軽こあら(@ashigaru_koala)です。

最初に買う万年筆をどれにしようか迷っていませんか?

足軽こあら

最初の万年筆なら、LAMYのサファリがオススメです

なぜなら、サファリは万年筆の魅力を存分に味わえるから。

その中でも、これから万年筆を始める人には字幅が一番細いEFが特にオススメ。

今回は、その理由を自分の体験を交えながら、詳しく解説していきます。

もちろん、今まで色々な万年筆を使ってきた人で、これからサファリを買ってみようかなと考えている人にも参考にしてもらえると思うので、ぜひ最後まで読んでみてください。

基本情報

商品名LAMY Safari
字幅M(中字)・F(細字)・EF(極細字)
長さ140mm
太さ最大17mm
重さ18,5g
サービスカートリッジ青色

最初の万年筆にはEFを選ぶといい理由

サファリを一本目の万年筆にするなら、字幅はEFを選ぶのが失敗が少なくなる選択肢です。

理由は、一般的に海外製の万年筆は日本製の万年筆よりも字が太く書けるから。

特にラミーの万年筆は海外製万年筆の中でも字が太めで、5mm方眼に漢字を書くと、EFを使えばギリギリ潰れずに字が書けるイメージ。

万年筆は長く愛用していると、ペン先が削れたりして徐々に字が太くなってきます。

ノート用や手帳用に使おうと考えているなら、小さい文字を書くことになるので、字幅は細い方が書きやすいです。

万年筆はペンポイントが小さくなるほど、硬い筆記感を得られます。

ボールペンを日常的に使う現代人は筆圧が強めで、万年筆に慣れるまでは書きにくく感じることが多いです。

書き癖にもよりますが、最初は硬めのペンを使って万年筆に慣れた方が失敗は少ないですよ。

サファリを最初の一本にオススメする理由

これから万年筆ライフを始める方に向けて、サファリをオススメする理由がコチラです。

  1. 見た目がいい
  2. カートリッジとコンバーター両方使える
  3. ペン先が硬め
  4. 首軸が三角形になっている

見た目

まず一番重要なポイントが外見です。サファリにはいかにも万年筆という見た目の重たさがありません。興味がない人は、オシャレなペンだなと思うことはあっても、万年筆だと思わないでしょうね。

オシャレな見た目なのに悪目立ちしないので、気軽に使えます。

これ、実際は結構重要なことなんですよ。

万年筆というと写真のような黒と金の地味な見た目のペンを思い浮かべる人が多いと思います。この黒×金の組み合わせは、万年筆ファンの間で『仏壇』と言われています。

金製ペン先の高級万年筆で採用されている定番カラーです。でも、初心者が持つには存在感がありすぎて、人前で使うことにちょっと抵抗があるんですよね。

万年筆は年齢層の上の人が使うものだと思っている人や、それなりの社会的ポジションにある人が持つものというイメージの人が多いので、持っているだけで偉そうに見えることがあるんです。

でも、サファリは一般的な万年筆の見た目とは違います。

オシャレなペン使ってるなと思うだけです。

偉そうな印象がないけど、存在感はバツグンなのがサファリのいいところです。

カートリッジとコンバーター両方使える

サファリはカートリッジ・コンバーター両用式といって、どちらも使えるようになっています。

最初はサービスで青色のカートリッジインクが装填されていますが、ラミーのインクの書き味は好みが分かれます。

多くの人がいう万年筆の特徴として、サラサラとした書き味を思い浮かべる人が多いとおもいます。

ラミーの純正インクを使うと、サラサラとした書き味にはなりません。

ラミーのインクは粘度が高くて伸びがないので、どちらかというとヌルっとした書き味です。

印象としては水性ボールペンの書き味に近いでしょう。

万年筆を使っていると、必ずと言っていいほど色々なインクを使いたくなります。

ラミーは、独自規格のカートリッジを採用していて、他社製のカートリッジを使うことができません。

そのため、コンバーターという吸い上げ式のインクタンクを使います。

これを使えば、自分の好きな色のインクを入れて使うことができるようになります。

一部メーカーで例外はあるものの、好きなインクを好きなペンに入れて使うのが万年筆の醍醐味の一つです。

カートリッジインクに飽きたら、ぜひ自分の好きな組み合わせを見つけてみてくださいね。

ペン先が硬め

サファリのペン先はステンレス製です。

一般的にステンレス製ペン先の万年筆は、書き味が硬く感じることが特徴で、筆圧が強めの人でも扱いやすくなっています。

サファリの筆記感も万年筆としてはやや硬め。

ボールペンに慣れた人には、違和感の少ない書き味になっています。

万年筆らしい、サラサラとした書き味とは違いますが、ボールペンとも違うので、書くことが気持ちいいという感覚が味わえます。

首軸が三角形になっている

子供の頃、「もちかたえんぴつ」を使った記憶はありませんか?

鉛筆を正しく三本の指で持つ練習をする三角形の鉛筆です。

その「もちかたえんぴつ」と同様に、サファリの首軸も三角形にカットされています。万年筆はペン先の穴が上になるように持つのが正しい持ち方。

サファリは三角形の面に、人差し指と親指を添えて、ペンを支えるように持ってあげれば、正しく持てます。

もちろん、力を入れなくても書くことができますよ。

購入時の注意点

写真では分かりづらいかもしれませんが、ラミーの万年筆は字幅の表記の信頼性が低いです。

EFでもFより字幅が太くなるものもあります。

実際、僕の持っているサファリのEFは、兄弟分であるアルスターのFよりも太い字が書けます。

ラミーに限らず外国製の万年筆は、日本製と比べて字幅が太くなりやすいです。

極細のEFでも日本製の万年筆なら、細字くらいの太さになります。

中には、中字くらいの字幅になるものもあったりします。

漢字を含む日本語の文字は、アルファベットと比べて画数が多くて文字が潰れやすいので、最初はEFから試してみてくださいね。

ネットで買うのがおトク

万年筆はネットで買ってはいけないと言っている人が多いのですが、サファリはネットで買っても大丈夫です。

むしろネットで買うことをオススメします。

その理由は、サファリは定価4,400円の万年筆ですが、ネットで買うと2,000〜3000円で買うことができるからです。

一本1万円以上するような万年筆を買う場合はともかくとして、サファリは店舗で買う場合でも試し書きして選ぶことができない万年筆です。

それならば、安く買えた方がおトク感が大きいため、ネットで買うのがオススメです。

終わりに

いかがだったでしょうか?

今回はラミーのサファリEFは初心者の最初の1本に最適というお話でした。

ぜひサファリで万年筆デビューしてみてください。

ありがとうございました。