こんにちは、足軽こあら(@ashigaru_koala)です。
「『人を動かす』をオススメされたけど、役に立つのかな?」
「『人を動かす』がオススメされる理由を知りたい」
「自己啓発書を読んでみようと思うけど、何から読んでいいかわからない」
そんな疑問に答える記事です。
内容の説明や要約ではありませんので、そちらが知りたい方にはブラウザバックをオススメします!
こんにちは、足軽こあらです。
今回、取り上げるテーマはD.カーネギーの著書『人を動かす』。
上司や先輩から「社会人になったら、一度は読んでおけ!」と言われるくらい有名な本で、より良い対人関係を築く法則について書かれています。
今から90年ほど前にアメリカで出版されたものなので、紹介されているエピソードは馴染みのないものが多いという面もありますが、自己啓発書の入門書と言われるくらいなので、普段の生活や仕事に取り入れやすい内容なのが特徴です。
今回は、社会人になったばかりの方に向けて、一度は読んでおくべき理由をまとめてみたので、ぜひ最後まで読んでみてください。
それでは、いってみましょう。
どんな本なのか
原題は『How to Win Friends and Influence People』。直訳すると、「友を得、他人に影響を与える方法」です。
良好な対人関係を構築する方法について書かれていて
- 自己啓発書の入門書
- 営業職のバイブル
- 経営者のバイブル
などと言われることも多い本で、日本でも累計で500万部以上売れています。
読んだ経緯
この本を知ったきっかけは、新人研修で勧められたから。
現場に配属されてから先輩社員にも『社会人の教養として読んでおけ!』と言われたこともありました。
押し付けられるのが嫌な性格なので、最初は反発して『興味ねぇし、意地でも読まない』みたいな感じで、当時はずっと聞き流していました。
営業に行ってみると、経営者の本棚にあるのを何度も見ることになります。
なので、話を合わせたり話のタネにする為に渋々読むことに。
通勤が片道2時間くらいあって暇だったので、移動時間に読んでましたよ。(新人時代にはまだスマホはなかったので、文庫本を買いました)
出張も多かったし、始発で行って終電で帰る生活だったので、まとまった時間をとれる移動中に読んでみました。
おすすめのポイント
読んだことがあるビジネスパーソンが多い
管理職や経営者はだいたい読んでいるため、朝礼とかで引き合いに出されることが多かったです。引き合いに出るたびに、『またか』と思った記憶があります。
中には極端な解釈をする人もいました。
『人を動かす』は解釈の幅が小さくなるように書かれた本です。
そういうときは、「違うと思うんだけどなぁ」と聞き流していいです。
物事を自分の都合で解釈する、ちょっと付き合いにくい大人を炙り出すのにも使えます。
PREP法で書かれた文章
初めて読む方には、本の内容以上にこちらの方が重要かもしれません。
『人を動かす』がなぜ解釈の幅が小さいのかというと、PREP法という文章の型を使って書かれているから。
PREP法を使って文章を書くと、論理的ですっきりと理解できる体裁の整った文章を書くことができます。
PREP法のざっくり解説
PREP法を知らない人のためにざっくりとですが、解説します。
結論(主張)で理由と具体例を挟む文章の書き方です。
英語文の典型的な型なので、英作文の書き方の授業で教わった人も多いかもしれません。
PREP法には次のような特徴があります。
- 読み手の解釈に幅が出ない
- 論旨がブレない
- 主張が読み手に伝わりやすい
PREP法は若いうちに身につけておきたいビジネススキルです。
その理由は、文章だけでなく普段の会話やセールストークでも使えるから。
- ビジネスメール
- 企画書・提案書・報告書
- プレゼン
- 商談
にも応用できるスキルです。
まとめ:『人を動かす』は一度は読んでおくべき
今回はカーネギーの『人を動かす』を読むべき理由について解説しました。
人に好かれる方法が書いてあると紹介される本ですが、嫌われにくい人になる方法と言った方がしっくりくる内容だと言えると思います。
社会人になると、付き合うひとの年代が一気に広がります。
年の離れた人、立場が違う人でも共通点があれば、距離を縮めやすくなります。
利害関係で繋がる人がたくさん出てくるので、相手から信頼されることがとても大事。
内容的に人生訓にしているおじさんたちもいますから、「よく勉強している」と思われることも多いですよ。
これから社会人になる人には、ぜひ一度読んでおいて欲しいです。
ありがとうございました。