こんにちは、足軽こあら(@ashigaru_koala)です。
今回のテーマは、オシャレなインクの王道パイロットの『色彩雫』です。
今まではボトルインクしか選択肢がなかった色彩雫ですが、ついにカートリッジインクが発売されました。
インク沼の住人には画期的な出来事です。
ボトルインクは価格的におトクな反面、好みの色ではなかったときなど、失敗したときに金銭的にも精神的にもダメージが大きいというデメリットがありました。
今回、カートリッジが発売されたことで、気になっていたインクを気軽に色々試せるようになります。
特に色彩雫は内容量が多く、ちょっと試すというのが難しかったので、色々試したい人には嬉しい商品です。
今回は、色彩雫の中でも圧倒的な人気を誇る『月夜』のカートリッジを買ってみたので、レビューしていきたいと思います。
<色彩雫(いろしずく)とは>
「色彩雫」は、2007年より発売する日本の美しい情景を色のモチーフにした万年筆専用インキです。ボトルカラーインキの先駆けとして市場を牽引し、“好きな色を自由に楽しみたい”、“様々な色のインキを使いたい”というインキの色にオリジナリティを求める万年筆ユーザーの要望に応え、豊富なカラーバリエーションを揃えています。瓶やパッケージのデザインにもこだわり、香水瓶のように美しいデザインをガラス工房と共に一から作りました。現在50mlとミニサイズ15mlの2サイズを、全24色のラインアップで展開しています。
(引用元:パイロット公式サイト)https://www.pilot.co.jp/press_release/2022/04/22/post_103.html
製品情報
今回、発売されたカートリッジは全部で12色。
朝顔 | 紺碧 | 天色 |
月夜 | 孔雀 | 深緑 |
竹炭 | 冬将軍 | 深海 |
紫式部 | 山葡萄 | 紅葉 |
色彩雫は全24色なので、半分がカートリッジ化されたことになります。
ラインナップを見た感じでは、売れ筋の人気色をカートリッジ化した感じですね。
色彩雫は青系インクのラインナップが充実しているので、まずは青色系から試してみるといいかもしれません。
色彩雫をカートリッジ使うメリット
- 少量ずつ試せる
- 使い切れるので無駄がない
- イメージと違ったときのダメージが少ない
色彩雫はどれも特徴のある色のインクです。
そのため、50mlか15mlも入っているボトルインクでは内容量が多すぎて、少し試したいという理由では買いづらいというのが、多くの万年筆ユーザーの悩みでした。
素敵な色なのはわかっていても、使い切れないかもしれないという不安が拭えないという状況が長く続いていたのです。
今回、カートリッジタイプのインクが発売されたことで、今までの不安が解消されることになり、色彩雫を使うハードルが一気に下がることになりました。
月夜の色味
写真を撮るときれいなブルーブラックに見えますが、思っていたより青いですね。
名前から勝手にブルーブラック系だと思っていたのですが、そんなことはありませんでした。
パイロットのブルーブラックも、ブルーブラックではなくダークブルーだと言いたいのですが、月夜はブルーブラックよりも明るい青色です。
ただ、言われてみれば、明るい夜空のイメージに近い色です。月の出てる辺りの空は、確かにこんな色をしているなぁと思わせてくれました。
まとめ
色彩雫のカートリッジは、ちょっと試してみたい色を買うのがオススメ。ボトルインクはずっと使いたい色が見つかるまで、とっておきましょう。
目移りして決められないという人は、『月夜』から試してみるといいと思います。
もし、パイロットの万年筆を持っていなくて、カートリッジの色彩雫を試せないときは、『ライティブ』を使うのがオススメです!
ありがとうございました。