「ペリカンのハイライターインクを使った感想はどんな感じ?」
「万年筆を蛍光ペン化するメリットはある?」
この記事では上記のような疑問にお答えします。
こんにちは、足軽こあら(@ashigaru_koala)です。
ツイスビーのエコとペリカンのハイライターインクの組み合わせで使い始めて気づけば3年が経っています。
字幅が太すぎて使い道がなかった万年筆がインクを代えたら大活躍することになりました。
蛍光ペンにありがちなペン先の汚れや潰れを気にすることなく、快適に使うことができています。
ペリカンのハイライターインクはカリグラフィーペンとスタブペン先の万年筆に間違いなくおすすめの万年筆インクです。
今回はハイライターインクの使用感と注意したいことを解説していきます。
それでは、いってみましょう。
なぜ使い始めたのか?
万年筆を蛍光ペン化したきっかけは、コロナが流行り職場でペンの共用が禁止されたから。
当時は万年筆が大好きな上司と仕事をしていて万年筆を蛍光ペン化して使っていたので、インクの存在は知っていました。
僕はスタブの万年筆の使い道に困っていてちょうど良かったので使ってみることにしました。
どんな風に使っているか
僕はツイスビーエコのスタブに入れて使っています。
インクが大量に入り突然のインク切れの心配がないのがいいところ。
透明の本体から蛍光イエローのインクが見えて全体的な見た目がきれいです。
興味本位で買ってしまい活躍の場がほぼなかったスタブがいきなり主役級の万年筆に早変わりしました。
おすすめの使い方
スタブのペン先の万年筆に入れて使うのがおすすめです。
スタブは通常の万年筆とは違いペンポイントがついてないヘラ状のペン先のことです。
スタブペン先の万年筆は横線を引くと細く縦線は太く書くことができます。
主にカリグラフィー(西洋習字)に使われます。
字幅が太くて漢字を書くのにはあまり向いていません。
普段使いするには用途が限られます。
太い線を書けるため蛍光ペン化するのに非常に向いているペン先です。
スタブの万年筆を持っていなければカリグラフィー用の万年筆でも代用できます。
代用する万年筆でおすすめなのはセーラーのハイエースネオ。
ペン先の太さを選ぶことができ、自分好みの蛍光ペンが作れます。
実際の使用感
ここからは今まで実際に使ってみて感じたことをご紹介していきます。
特に強調したいのは6点です。
- ペン先が汚れない
- 芯が潰れない
- 好みの太さの蛍光ペンができる
- コピーしても影響しない
- 話のネタになる
- キャップの閉め忘れが減る
それぞれ詳しく説明していきます。
ペン先が汚れない
蛍光ペンを使っているときに鉛筆の粉やボールペンのインクがフェルト芯について蛍光ペンの色が悪くなった経験はありませんか?
万年筆を蛍光ペン化するとその心配はなくなります。
ペン先が金属製なのでフェルト芯よりも汚れにくいです。
結果として筆記線がくすまないため視認性が良くストレスを感じなくて済みます。
万が一汚れてしまった場合でも洗えばすぐに復活します。
注意したいのは使い続けているうちにペン先の切り割り部分に紙の繊維が挟まってしまうこと。
洗えば取れるので書き心地が変わったら洗うことを覚えておきましょう。
- 万年筆は洗うもの
- 異変を感じたらまず洗う
芯が潰れない
芯が汚れるのと同じくらいの頻度で芯が潰れることも多いですよね。
万年筆は芯が潰れません。
万年筆のペン先は金属製なので無理に力を加えなければペン先が潰れたり曲がったりすることはありません。
好みの太さの蛍光ペンができる
用途や状況に合わせてペン先の太さを選ぶことができるのもいいところです。
契約書や約款みたいに細かい文字がびっしり書いてある書類に使うならペン先が細めのもの、教科書・参考書などには太めのものを選ぶと使い勝手が良くなります。
ちなみに、僕が使っているツイスビーのスタブは蛍光ペンとしては少し細め。
僕は細かい文字がびっしりと書いてある書面にマークすることが多いので、ストレスなく使うことができています。
コピーしても影響しない
蛍光ペンのイエローで書いた文字はコピーしたときに印刷されないのはご存知でしょうか?
いまだに書類の原本を作ってコピーして使い回している職場もあると思います。
そういうときって、原本の書類に蛍光ペンで『原本』って書いておくことが多いんですよね。
ペリカンのハイライターでもコピーしたときに影響しませんでした。
話のネタになる
万年筆の蛍光ペンは意外と多くの人に興味を持ってもらえます。
- 面白い
- おしゃれ
- かっこいい
実際に僕がもらった反応はさまざま。
同僚には冷たい反応をされたこともありましたがお客さんから悪い反応をされたことはありません。
今のところ初対面の人でも大丈夫です。
興味を持ってもらえると場の雰囲気が和み自分のペースに引き込めるので、アイスブレイクに困っている営業パーソンにおすすめのアイテムです。
気をつけたいこと
覚えておきたいのは一般的なインクと比べて詰まりやすいインクということ。
普通の染料インクと比べると乾きが早くてペン先が詰まりやすくなります。
万年筆に入れてから時間が経つとコンバーターやインクタンクの中で結晶ができてしまうことがあります。
高額の万年筆に使うのはあまりおすすめできません。
頻繁に使う場合でも半年に一度くらいの洗浄を心がけるとよさそうです。
まとめ
今回は万年筆を蛍光ペン化する方法と使い心地について解説しました。
メンテナンスをする必要はありますが、一般的な蛍光ペンよりも使い勝手がよく気分が上がる筆記具です。
机の中で眠っているスタブの万年筆が大活躍します。
コピーをしても映り込むことはありません。
見た目のインパクトが大きいのでアイスブレイクに困っている営業職の方にもお勧めできます。
万年筆の蛍光ペンにして万年筆ライフを一緒に満喫しましょう。
ありがとうございました。