営業マンが「お世話になります」と言う理由を解説　意外な理由とは？

こんにちは、足軽こあら（@ashigaru_koala）です。

電話や対面で営業さんに『お世話になります！』って言われることってありますよね。

業界・地域により差がありますが、違和感を感じる方も多いのではないでしょうか。

『お世話になっております』と言わないのには、ちゃんとした理由があります。

先に答えをお伝えすると、こちらが「お世話になっております」と言って、

とか、

と、言われないようにするため。

予防線を張っているんです。

こちらの記事では、営業マンが「お世話になります」と言う理由をエピソードを交えて解説します。

それでは、いってみましょう。

営業がお世話なりますと言う理由

営業が「お世話なります」と言う一番大きな理由は、

『お客さんから余計なツッコミを貰いたくないから』

です。

お世話なります（なっております）って、出会い頭のご挨拶なので、

とか、

と言われてしまうと、出鼻を挫かれてその後何もできなくなってしまうんですね。

そんな状況になると、お客さんのペースにハマって商談がうまく進まなくなります。

もちろん、そう言われることはほぼないんですけど、ゼロでもない。

営業の心理としては、不確定な要素は極力排除したいからこういう言い回しになるのです。

支店長の衝撃的な教え（思い出話）

衝撃の出来事は新人時代に営業電話をかけているときに起きました。

アポ取りの電話を切った直後、背後から支店長の声が聞こえて、僕は頭に強烈なチョップをくらいました。

正直、心の中では「ヘリクツじゃねーかよ！」とツッコミを入れながらも、

と答えると、

とニヤニヤしながら返してくれたのでした。

当時、営業マンとしても社会人としても新米だった僕は、なぜかこの話に納得してしまい、それ以降はお客さんに向かって『お世話になっております』とは言わなくなりました。

このエピソードから学んだこと

このエピソードで学んだのは、日頃の準備と理論武装の大切さでした。

当時、この話をしてくれた支店長には、

と教えられていて、質問に答えられないときはよく叱られていた思い出があります。

営業として長く仕事するには、何気ない挨拶のひとつまで根拠を持って準備する必要があるのだと学んだ出来事でした。

まとめ

今回は、「お世話になります」と言う営業マンがいる理由の解説でした。

答えは、

「（これから）お世話になります」

という意味で、お客さんから返事に困るツッコミをもらわないため、です。

あなたの身近にいる営業さんが何気なく言っているように見えても、もしかしたら同じようなことを考えて言っているかもしれないですね。

最後に、ご登場いただいた支店長の口グセで締めたいと思います。

ありがとうございました。

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