こんにちは、足軽こあら(@ashigaru_koala)です。
先日、第53回ビジネス実務法務検定3級を受験し合格することができました。
こちらの記事では、ビジネス実務法務検定3級が、
- どんな試験なのか
- どんな人が受験に向いているのか
- 独学で合格できるのか
- 具体的な勉強方法
- スケジュール
を実体験をもとに解説していきます。
それでは、いってみましょう。
足軽こあら
- アラフォー
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ビジネス実務法務検定とは
試験範囲は民法・商法・会社法・労働法などの知識が広く浅く問われます。
「法律系の入門試験」という位置付けで、問題は基本事項を中心に問われます。
高い合格率で推移していますが、ナメてかかると落ちます。
実際に試験を受けてみて「これ、落ちたかもしれない」と思いながら、終了ボタンを押しました。
独学で合格できますが、一夜漬けは絶対に無理な試験です。
ある程度の勉強時間を確保し、しっかり対策して臨みましょう。
受験の方式
ビジネス実務法務検定はパソコンで受験する試験です。
IBT方式(自宅受験)とCBT方式(会場受験)の2種類があります。
僕は設備の問題があってCBT方式で受験しました。
どんな人に向いている資格?
実際に受験して感じたのは、ビジネス実務法務検定は、
- 営業系・事務系のお仕事をしている人
- これから行政書士試験の受験を考えている人
- 行政書士試験の受験経験者
に向いている資格です。
特に行政書士試験の受験を考えている人・受験経験者の方には受験をおすすめします。
1番の理由はビジ法と行政書士試験は試験範囲が被っているから。
行政書士試験の受験経験があるなら今まで獲得した知識がそのまま活かすことができ、もし次回受験することになっても勉強が無駄になりません。
ビジネス実務法務検定の試験は年に2回(6〜7月、10〜11月の2回)あり、行政書士試験のタイミングとはズレています。
前期日程の試験はペースメーカーとして使うと効果的です。
- 試験範囲が被っている
- 試験のタイミングがちょうどいい間隔
- モチベーションのキープがしやすい
行政書士試験との違いは商法・会社法は行政書士試験よりも難しいこと。
3級といえども行政書士試験と比べたらかなり突っ込んだ内容を問われた感じがします。
特に「手形に関する知識」は行政書士試験は問われないと思うので、商法の勉強には時間をかける方が安全です。
具体的な勉強方法と勉強時間
「合格するまでにどのくらいの期間勉強したらいいのか?」、「どんな方法で勉強すればいいのか?」って気になりますよね。
僕は勉強時間は毎日1時間くらいで、45日間の日程を組みました。
1時間はしっかりと机に向かって勉強をする時間で、このほかにスキマ時間に間違えてしまったところの復習をしています。
ただ、あくまでも平均で1時間なので、まったく出来なかった日もあれば1時間以上勉強していた日もあります。
社会人になると毎日コンスタントに勉強時間を確保するのは難しいので、スキマ時間を見つけて勉強することを心掛けました。
使用したテキスト
今回使ったテキストはこちらです↓
テキストの帯に書いてあった「この一冊だけで合格できます!」を信じることにしました。
最初にテキストを流し読みして問題を3周解くベタな方法と、青ペン勉強法を組み合わせた勉強。
間違えた問題文を鉛筆、解答を青ペンでノートに書いて、スキマ時間に見直しする復習中心の勉強で合格できました。
流し読み
テキストを流し読みし初めて見る語句をチェックして、ネットで調べる
テキスト一周めにやったこと
問題を解き進めながら以下の点に注意しました。
- わからないところ
- あやふやな知識
間違えた問題は鉛筆で解答は青ペンで書き写して復習ノートを作る
スキマ時間に復習ノートを読み返して正しい知識の定着を意識
テキスト二周めにやったこと
一周めにと同じ要領で、テキストを最初から最後までひと通り解く
一回めと二回め連続して間違えた問題は苦手分野なので、重点的にテキストを復習
スキマ時間に復習ノートを読み返して正しい知識の定着を意識
テキスト三周めにやったこと
一周め、二週めと同じ要領で最初から最後まで問題を解く
巻末についていた練習問題を、試験時間と同じ90分に解き終わることを意識して問題を解く
まとめ
ビジネス実務法務検定3級は行政書士試験の準備と合格発表までの間のびを防ぐのに最適です。
理由は以下の通りです。
- 試験範囲が被っている
- 試験の開催期間が行政書士試験とちょうどいい間隔
- 行政書士試験よりも合格しやすい
- 行政書士試験のペースメーカーにできる
- モチベーションキープに最適
行政書士試験をすでに多数回受験されている方は、一度ビジネス実務法務検定の受験も考えてみてはいかがでしょうか。
ありがとうございました。