「飛び込み営業がつらい」
「新規開拓に行きたくない」
その気持ち、よくわかります
そんなときは、『今日は断られに行くか』と考えてみてください。
気持ちが楽になり、足が前に進みます。
なぜ、わざわざ断られに行くのか?
今回は、飛び込み営業は断られるために行く理由をお話しします。
それでは、いってみましょう。
断られに行く理由
断られに行く理由は、断られることに慣れるためだ。
今、この記事を読んでくれている理由は、新規開拓が出来なさ過ぎてどうしたらいいか悩んでるはず。
それなら、今日は100回断られることを目標にするといい。
新品の名刺1箱分だ。
飛び込みのやり方もいつも通りでいい。
留守宅には名刺とチラシを入れればいいし、「結構です」と言われたら素直に引き下がって大丈夫。
これも1回にカウントしよう。
とにかく、1秒でも早く100軒周りきる。
今日の目標は100回断られること、それだけでいい。
成功と失敗を普段とは逆転させるんだ。
昨日と結果は同じだけど、少なくても今日は達成感を味わえる。
そんな感じでやってみてほしい。
普段とは全く違う感覚になるはずだ。
↓↓ここからの内容は、100回飛び込みした後に読んでいただきたいです↓↓
今日の成果
今日の成果は『100回断られたこと』だ。
上司にはそのまま報告していい。
ただ、自分のなかではたくさんの学びや気づきがあったんじゃないだろうか?
例えば、
- 今までとは疲労感が違う(特に、精神的な疲労感)
- かかった時間が短い
- 意外と話を聞いてもらえる
などだ。
日報などで報告するときは、付け加えておくといい。
繰り返しになるが、しっかり訪問して100回断られたことは立派な成果だ。
そもそも飛び込み営業をする目的は?
本来、飛び込みは見込み客を作るための作業で、契約を取るために行くものではありません。
あなたも、突然やってきた見ず知らずの人物から物を買うことはないでしょう。
それは、目の前にいるお客さんも同じ。
飛び込みは確率の勝負です。
よっぽどタイミングが合わない限り、いきなり契約なんて取れません。
あなたを飛び込みに行かせた先輩達や上司も、そんなことはわかってます。
新人時代に同じ経験をして乗り越えたから、今のポジションにいるのです。
飛び込み営業をしている今は、まだ結果を出す(契約を結ぶ)段階ではありません。
将来的に契約できる(かもしれない)人を見つけに行くことを優先しましょう。
断られた数だけ、次の訪問で見込み客に出会える可能性が高くなります。
先輩や上司はなぜ新人を飛び込み営業に行かせるのか
断られることに耐性を付けさせるため
新人が飛び込みをするのは、断られることに耐性をつけるため。
営業にとって、ちょっと上手くいかないくらいですぐに折れてしまうような優しい気持ちは、正直に言って役に立ちません。
門前払いされるのが当たり前で、断られても何も感じなくなるまで、とりあえずやってみましょう。
「相手の迷惑になる」とか考えたらダメ。
お客さんに都合があるように、こちらには訪問しなければいけない事情がある。
そこは割り切って考えましょう。
先入観を捨てさせるため
もう一つ重要な理由が、先入観を捨てさせるため。
あなたが担当するエリアには、「ここに行っても時間の無駄だ」と思ってまだ訪問していない家(会社)があるとはず。
外観や雰囲気が理由で、なるべく足を踏み入れたくないところには行った方がいい。
他社(ライバル会社)の営業も行ってないはずだから。
足が向かなかったけど、いざ行ってみたらすんなり契約まで話が進んだということがあるかもしれない。
実際に僕はそういう経験をしている。
普段は営業なんて滅多に来ないから、割とすんなり話が進んでいくことも多かった。
まとめ:足を止めたらダメ
契約を取るっていうイメージができないから、新規開拓は最初の1件目が一番難しい。
先が見えなくて、不安な気持ちは良くわかる。
それと同じくらい、何百回も断られ続けるのも難しい。
どんなに断られることが上手くなっても、失敗することがあるからだ。
成功と失敗の考え方を逆転させると、飛び込み訪問は苦じゃなくなる。
飛び込みは断られていいんだ、失敗していいんだ。
今回お伝えしたやり方を続けていくうちに、だんだんと100回断られることが難しくなる。
それは
- 自分のスキルがあがり、1件あたりの接触時間が長くなる
- 見込み客が見つかるようになって、クロージングを優先しなければならなくなる
からだ。
この記事を読んでいる、今がいちばんしんどい時期だ。
焦ってもいいことはないし、他人と比べる必要もない。
自分のことだけに集中して大丈夫。
きっと、すぐにうまくいく。
ありがとうございました。