こんにちは、足軽こあら(@ashigaru_koala)です。
『DIYギターキット専門店』さんでストラトキャスタータイプのキットを買ってみました。
この記事から数回に分けて、制作開始から出来上がりまでをレビューしていきたいと思います。
この記事では、購入したキットの情報と今後の政策の方向性についてご紹介しています。
ぜひ最後まで読んでいってくださいね。
それでは、いってみましょう。
購入したキットの詳細
ボディタイプ | ストラトキャスタータイプ ラージヘッド |
ボディ | アッシュ |
ネック | メイプル |
指板 | メイプル |
フレット数 | 21フレット |
ナット | プラスチック |
僕のところに来たのは4ピースのボディでした。
割と木目がはっきりしている柾目のボディです。
素直できれいな木目ですが、ナチュラル塗装にする予定だったので、見た目のインパクトはあまりなさそう。
ナチュラル塗装にするなら、やっぱり板目のボディの方が木目の面白さがあります。
ピックアップはフロントとリアがハムバッカーに対応しているので、SSS配列だけでなく、リアハムのHSSとかHSH配列なども対応できる仕様になっていました。
今回はオーソドックスなストラトにしたいので、キット付属のSSS配列のピックガードをそのまま装着します。
この他に、オイルフィニッシュ用の『xotic oil gel』を一緒に注文しました。
税込で、24,200円で購入することができました。
購入の決め手
ヘッドが加工済み
こちらのキットはヘッドが加工済み。
実際は、ここが一番の決め手になりました。
今回は、『ラージヘッドのストラトが欲しい』という、長年の欲を満たすために作ります。
ギター制作キットはAmazonなどでも売っていますが、他社のギターキットはヘッド部分が未加工でカットして成形する必要があります。
大掛かりな設備があれば制作の自由度が高くて楽しみも増えますが、僕の環境では無理。
実家マンション住まいの「子供部屋おじさん」としては、なるべく少ないスペースで専用工具や大型の工具なしでも作れることが重要です。
元々、ラージヘッドのナチュラルカラーのストラトが欲しかったので、イメージに合っていたこともあり、加工スペースが必要ないこちらのキットを選びました。
Cシェイプのネック
ギターに詳しい方ならもうお分かりだと思いますが、長いこと欲しいと思っていた憧れのギターは『Fender Made in Japan Traditional 70s Stratocaster Natural』です。
このギターの見た目が大好きです
ただ、こちらのギターはネックがUシェイプで、なんとなく僕の手の大きさと指の長さには合わない感じ。
結構いいお値段なので、踏ん切りがつかなかったんですね。
一方で、今回買ったキットは木材が欲しかったフェンダーのギターと同じ構成、しかもヘッド成形済みのモデルです。(もちろん、パーツなどは違います)
こちらのキットはネックがCシェイプだという情報を目にしたので、『探しても無いなら作ってしまえばいい』ということになりました。
工具を揃えても3万円前後で作れる
大型の工作機械がなくても作れるのは、大きなアドバンテージです。
絶対に必要な工具は電動ドリル、ハンダゴテ、ドライバーセット。
普段から工作するため、全部持ってました。そのため、今回の予算の中には入れてません。
三つの中で、一番値が張るのは電動ドリルですが、ホームセンターでも3,000円前後で購入できるもので十分です。そんなにパワーがなくても、穴はあけれます。
このほかに、あった方がいいのは『G型クランプ』です。
G型クランプは取っ手が支柱の役割をしてくれて、作業がしやすいのでオススメです。
サイズで迷いましたが、75mmのものを買って正解。
キズやへこみ防止のために当て木をすると、厚さ1センチないくらいのものでもあまり余裕がありませんでした。
制作の方向性
今回作るストラトは、『永遠に完成しないギター』にしたいです。
せっかく勇気を出して自作するので、組み立てて、弾いて、改造して、修理してと、長く楽しみたいと思っています。
製品化されたギターだと、パーツ交換などの改造は勇気のいる行動になります。
高価なギターを買うと修理も専門の業者にお願いすることになり、出費が重なります。
その反面、キットは自分で改造したり修理することに対して、気持ちの面でハードルが低いです。
見た目
『Fender Made in Japan Traditional 70s Stratocaster Natural』を意識した見た目のギターにしたいと考えています。
ボディは当然、木目を活かしたナチュラルカラーにします。
塗装方法ですが、ラッカー塗装と水性ニス塗装はスペース等の問題があり断念しました。
色々調べて検討した結果、オイルフィニッシュに挑戦することに。
使用するオイルは『xotic oil gel』です。
塗り重ねると光沢感のある仕上がりにもできるみたいなので、試してみます。
室内での使用も問題無さそうということで、こちらを使用することに決めました。
パーツ類
今回はキットに付属していたパーツ類をそのまま組み上げることにしました。
理由は上に書いた通りで、交換することも含めて長く楽しみたいからです。
飽きたり、問題が出てきたら交換するかもしれません。
僕にとって初めてのギター制作、ストラトを持つのも初めてということで、そのまま使います。
おわりに
今回は『DIYギターキット専門店』のストラトタイプのギターキットをご紹介しました。
次回は、キットを仮組みしたときの様子をご紹介します。
ありがとうございました。